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住所を都道府県ごとに抽出したり
フィルターかけてまとめたいことってありませんか?
その時、1つずつ住所を取り出すのは大変ですよね。
ちょっと複雑ですが
関数を使うと【都道府県】だけを取り出すことができて便利です♪
今回は、そんな【都道府県】だけ取り出す方法をご紹介します。
ゆみちゃん
都道府県でフィルターかけたいけど、
市区町村以降も表示されてて、うまくいかない…リン子ちゃん
それなら、関数使って都道府県だけ取り出すのがおすすめ!
ゆみちゃん
そんなことできるの?
キャリリン
今回は、「住所から都道府県だけ取り出す」方法ついて説明しよう!
必要な関数
住所から【都道府県】を取り出すには3つの関数が必要です。
- ・IF関数
- ・MID関数
- ・LEFT関数
IF関数
IF関数とは、条件別に値を表示する関数です。
構文はこちら=IF(論理式, 真の場合 ,偽の場合)
スコアが70以上の場合はプラチナ、そうでなければゴールドとして
IF関数で判別していく場合、下記のような数式を入れます。MID関数
任意の位置から、指定した文字数を取り出す関数
構文はこちら=MID(文字列,開始位置,文字数)
「神奈川県」から「県」だけを取り出す場合は、下記数式を入れます。
LEFT関数
セルに入っている文字を左から指定した文字数だけ取り出す関数
構文はこちら=LEFT(文字列,文字数)
「神奈川県横浜市」のうち、最初の4文字(神奈川県)だけ取り出す場合は、下記数式を入れます。
関数の組み方
東京都・大阪府・愛知県などは、先頭から3文字取り出せばいいのですが
神奈川県・鹿児島県・和歌山県など4文字の都道府県もあります。
そのため、
【4文字目に「県」がある場合は、最初の4文字目まで、それ以外は3文字目までを取り出す】
といった条件式で関数を組みます。
実際にやってみよう!
まずは、IF関数を使って
【4文字目が県の場合は4文字目、それ以外は3文字目を取り出す】
といった条件式を組むので、先頭は「=IF(」と入力します。
IF関数の論理式には、任意の位置から、指定した文字数を取り出すMID関数を使って
「4文字目の値=県」になるように数式を入れます。
■ MID(B3,4,1)=”県”
続いて、IF関数の真の場合
つまり、「4文字目の値=県」の場合、どうするか数式を入れます。
今回は、4文字目まで取り出したいので
任意の位置から、指定した文字数を取り出すLEFT関数を使って、数式を入れます。
■ LEFT(B3,4)
IF関数の偽の場合
つまり、都道府県が4文字以外の場合、どうするか数式を入れます。
今度は、3文字目まで取り出したいので
同様に、LEFT関数を使い、文字数だけ「3」に変更します。
■ LEFT(B3,3)
あとは、下までドラッグすると
他のセルにも関数が反映され、都道府県だけ取り出せました♪
ゆみちゃん
少し複雑だけど、大量のデータから都道府県だけ取り出す時はすごく便利だね!
リン子ちゃん
ぜひ使ってみてね!
次回は、オートフィル機能についてご紹介します。