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Excel初心者の方向けに覚えておくと便利な関数をご紹介♪
今回は、複数条件別に値を表示する「IFS関数」です。
以前、「最低限覚えておきたい関数4選」でご紹介したIF関数では
条件が真の場合、偽の場合で値を出し分けていましたが
IFS関数では複数条件を設定することができます。
覚えておくと便利な関数なので、ぜひご確認ください!
ゆみちゃん
前に条件別に値を表示するIF関数を教えてもらったけど
複数条件の場合はどうしたらいいのかな…リン子ちゃん
複数条件ならIFS関数使うといいよ!
ゆみちゃん
IFS条件はどうやって使うんだろう?
キャリリン
今回は、複数条件別に値を表示する「IFS関数」について説明しよう!
IFS関数とは
複数条件別に値を表示する関数です!
IFS関数の構文=IFS(論理式1,真の場合1,論理式2,真の場合2,論理式3,真の場合3…)
最大127の条件を指定できます!IFS関数の使い方
では実際に使ってみましょう!
今回は、ポイント数ごとに下記3つのランクをつけていきたいと思います。
ポイント90以上 → プラチナ
ポイント70以上 → ゴールド
ポイント70未満→レギュラー
①セル内に「=IFS(」と入力して、まずはプラチナの条件を指定します。
プラチナの条件は、ポイントが90以上の場合なので
条件式は「B2>=90,$F$3」です。
※「真の場合」に表示させる値は、後々オートフィル機能を使って
他のセルに関数を反映させるときも動かないように「F4」キーで固定させましょう!
②続いてゴールドの条件を指定します。
プラチナの条件は、ポイントが70以上の場合なので
条件式は「B2>=70,$F$2」です。
③最後にレギュラーの条件を指定します
レギュラーの条件は、ポイントが70未満の場合なので
条件式は「B2<70,$F$1」です。
すると条件が反映されました♪
オートフィル機能を使えば、B・C・Dに関数が反映されます!
ゆみちゃん
複数条件でも値出し分けできて、しかも127の条件設定できるなんて便利だね!
リン子ちゃん
ぜひ使ってみてね!
次回は、入力項目を選択肢にする「ドロップダウンリスト」をご紹介します!