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自分に合ったアルバイト・パートを見つけるコツ!向いている仕事を見つけるためにするべきこと
2023.9.27

自分に合ったアルバイト・パートを見つけるコツ!向いている仕事を見つけるためにするべきこと

「自分に合った仕事を見つけるコツってあるの?」「たくさんの求人の中からどれを選べばいいの?」このようなお悩みを持ちながら、この記事を開いた方は多いのではないでしょうか。

本記事では、自分にぴったりなアルバイト・パートを無理なく見つけるコツを解説します。後半では新しい雇用形態として注目されつつある「紹介予定派遣」の仕組みを紹介しています。ぜひスムーズな仕事探しの参考にしてください。

自分に合ったアルバイト・パートを見つける3つのコツ

自分に合ったアルバイト・パートを見つけるためのコツは、以下の3つです。

ステップごとに一つずつ紹介します。

①仕事探しの軸を定める
1つめのコツは、自分が仕事探しで重視するポイントを明確化し、優先順位を定めることです。具体的には、以下の項目を掘り下げて考えることで、自分が重視するポイントを見つけやすくなります。
・シフトの融通
・時給・手当
・年間所得
・服装・髪型の自由度
・勤務地・通勤距離
・職種
仕事探しの軸を定めておくと、求人検索時に役立つだけでなく、志望動機を聞かれた際にも答えやすくなるでしょう。一つずつ紹介します。
シフトの融通
シフトの融通がきくかどうかは、アルバイトやパートを探すうえで無視できない要素の一つです。稼働できる時間帯が自分のライフスタイルに合わなければ、継続が難しいためです。
たとえば子育て中・介護中の方であれば、「平日の昼間に数時間でできる仕事」にターゲットが絞られるかもしれません。学生であれば、「学校終わりや週末、長期休暇にまとめて働ける仕事」にターゲットを絞ることになります。
自分のライフスタイルと照らし合わせながら、現実的に可能なシフトをイメージしておくとよいでしょう。
時給・手当
業務内容に対して時給・手当が見合うかどうかも重要な要素です。かけた時間に対する対価があまりにも低ければ、継続が難しいためです。
時給の高低は業務内容と切っても切り離せない関係にあります。一般的に、業務の難易度(専門性や複雑さ)が上がるほど時給も上がりやすく、難易度が下がるほど時給も下がりやすくなります。
スキマ時間で簡単にできる仕事を探している方であれば、難易度が低く低時給の仕事も視野に入るかもしれません。「学費を稼ぐ」「生活費の足しにする」「貯金を増やしたい」など、稼ぐことを優先する方であれば、難易度の高い高時給の仕事にターゲットを絞るのもよいでしょう。
業務内容と時給・手当のどちらか一方だけではなく、双方のバランスを見て決めることがポイントです。
年間所得
年間所得をイメージしながら仕事を探すのも大切な視点の一つです。アルバイトやパートで得られる収入は給与所得に該当し、納税義務が生じるためです。
ただし特定の所得条件を満たす場合に、各種控除が受けられる場合があります。一般的に「年収103万円・130万円・150万円の壁」と呼ばれるボーダーラインです。
※1 参照:国税庁「家族と税」
※2 参照:全国健康保険協会「被扶養者とは?」
年収が103万円以内の場合、所得税や復興特別所得税がかかりません。
自身の年収が201.6万円未満で、配偶者と生計をともにしている場合、「配偶者控除」または「配偶者特別控除」により最大38万円の控除を受けられます。満額の控除が受けられる上限年収は、150万円です。
また自身の年収が130万円未満で、親族が勤め先の社会保険に加入している場合、親族の社会保険の被扶養者となります。被扶養者は、社会保険料を自身で負担する必要がありません。
130万円を超えると、基本的には扶養の範囲外となり、個人で社会保険に加入する必要が生じます。ただし2022年10月からは「年金制度の機能強化のための国民年金法等の一部を改正する法律」により、下記の条件をすべて満たす場合には、年収130万円未満であっても社会保険への加入が必須となりました。
参照:厚生労働省「配偶者の扶養の範囲内でお勤めのみなさま」
社会保険の適用拡大により、保険料の負担が生じる場合がありますが、年金受給時に老齢厚生年金が上乗せされるなどのメリットもあります。
短期計画と長期計画を考慮しながら、ライフプランに合わせて求人を探しましょう。
服装・髪型の自由度
勤務中の服装や髪型の自由度も考慮したいポイントの一つです。服装や髪型を変えるための負担が大きすぎると、継続が難しいためです。
たとえば、持ち前のファッションセンスを活かしたいのであれば、服装や髪型の制約が少ないアパレル関係などの職種にターゲットが絞られるでしょう。反対に、決まった制服がある方がかえって働きやすい方であれば、飲食店やホテルなどでの仕事も向いているかもしれません。
自分のQOL(生活の質)を保てる自由度があるかどうかを見極めるのがコツです。
勤務地・通勤距離
勤務地についても考慮が必要です。通勤にかかる労力や負担が大きいと、継続が難しいためです。
たとえば学生であれば、学校帰りに寄りやすいエリアにターゲットが絞られるでしょう。人気エリアで働きたい方であれば、都心エリアにターゲットが絞られます。また最近では、自宅でできる仕事も増えてきています。
交通費支給の有無や利便性と合わせて検討するのがコツです。
職種
エントリーする職種は慎重に検討しましょう。自分の好みや適性からかけ離れている仕事を継続するのは難しいためです。
今のアルバイト・パート先からの転職を考えている人であれば、「なぜ今の仕事を辞めたいのか」を振り返ることで、職種の方向性が定まるかもしれません。
また年齢的・体力的に可能な仕事かどうかを考慮することも大切です。たとえば主婦であれば、10代の学生が多い職場よりは同世代の主婦が多い職場の方が、働きやすいかもしれません。定年退職後のパートを探している方であれば、引越し作業員、清掃員などの肉体系の仕事よりも、事務系の仕事の方が体力的負担が少ないでしょう。
「好き・やってみたい仕事」と「できる・得意な仕事」の間のバランスを取りながら職種を決めるのがコツです。
②自分の強み・スキルを明確にする
2つめのコツは、自分の強みやスキルを明確にすることです。これまでの職歴や興味・関心などを自己分析しながら、以下の項目を書き出してみましょう。
・資格・免許
・特別な経験
・興味・関心
・素質
・価値観
一つずつ解説していきます。
資格・免許
持っている資格や免許を書き出してみましょう。エントリーする職種によっては、資格や免許の有無が採用条件となっている場合もあるためです。
たとえばフードデリバリーのアルバイトであれば、普通自動車免許や原動機付自転車免許などが必須となる場合があります。
資格手当がつく仕事などもあるので、持っている資格を考慮しながら仕事を探すとよいでしょう。
特別な経験
これまでの人生を振り返り、自分にとって特別な経験を書き出してみましょう。自分の特技やオリジナリティを発掘するヒントになるためです。
特別な経験には、過去の職務経験だけでなく、学生時代やプライベートなど「仕事以外の経験」も含まれます。
自宅でペットを飼っていて動物の扱いに慣れている人であれば、動物関連の仕事に適性があるかもしれません。育児が一段落ついて仕事をしようと考えている人であれば、長年培った粘り強さや柔軟性、子育ての勘などを仕事に活かせるでしょう。家族や自分自身の闘病経験がある人であれば、自身の体験を活かせる医療・福祉分野の仕事を視野に入れられます。
成功経験だけでなく、紆余曲折を経た出来事や周りの人がしていないような経験なども、自分の強みとして、仕事探しのヒントになるはずです。
興味・関心
人一倍興味がある分野や、詳しいと思える分野を書き出してみましょう。興味・関心がある分野をヒントに、関連する仕事を見つけられるためです。
たとえば「タイピングが早い」「掃除が好き」「小さい子の面倒を見るのが得意」など、自分にとって「難なくできること」も仕事探しのヒントとなるかもしれません。
高校や大学、専門学校等で専攻した分野に限らず、日常生活のあらゆる場面に興味・関心の種が潜んでいるものです。
素質
自分の素質を分析してみましょう。自分の素質が仕事内容に合っていれば、仕事の完成度が上がるためです。
たとえばマニュアルに従うよりも創意工夫を重んじるタイプであれば、アイディアを出しやすい職種のほうが働きやすいかもしれません。人見知りの方であれば、黙々とマイペースに働ける職種のほうが働きやすいでしょう。
価値観
自分がやりがいや喜びを感じるポイントを分析してみましょう。自分の価値観が仕事内容に合っているかどうかで、仕事へのモチベーションが変わるためです。
たとえば「世の中をよくしたい・人の役に立ちたい」などの価値観を大切にする方であれば、チームワークを大切にする職場や、お客様と直接やりとりできるような職種が向いているかもしれません。「スキルを高めたい」「より向上したい」などの価値観を大切にする方であれば、頑張った成果が目に見える仕事にやりがいを感じるでしょう。
場合によっては、見つけた求人先へ実際に行ってみるのがおすすめです。飲食店やアパレル関係などであれば、応募前に職場の雰囲気を覗けます。働いている年齢層や仕事内容が自分の価値観と合っているのかがわかります。
③複数の求人サイト・サービスで検索する
3つめのコツは、複数の求人サイト・サービスで仕事を探すことです。複数のサイト・サービスを広い視野で比較することで、より自分に合った条件の仕事を見つけやすくなるためです。
アルバイトやパートの求人情報を探す具体的な方法としては、以下の6つがあります。
・求人サイト・求人アプリ
・検索サイト
・紹介予定派遣
・知人からの紹介
・フリーペーパー(求人誌)
・店舗に直接問い合わせ
自分が重視する条件と自分のスキルや強みを意識しつつも、選択肢や可能性は狭め過ぎないスタンスで探すとよいでしょう。
求人サイト・求人アプリ
インターネット上の求人サイトやアプリ上で仕事を探す方法です。
求人サイトや求人アプリでは、勤務地・職種・時給など、さまざまな条件を指定して求人を検索する必要があります。そのため、自分が重視する条件がはっきりしている方におすすめの方法となっています。
求人サイトや求人アプリで仕事を探す場合、はじめから検索条件を狭めすぎないことが大切です。希望条件に近い優良求人を見逃してしまう可能性があるためです。まずは譲れない条件で一度検索をかけた後、検索結果に表示されたいくつかの求人情報を精査していくとよいでしょう。
検索サイト
GoogleやYahoo!などの検索サイトを活用して仕事を探す方法です。検索条件(希望職種、地域など)を検索窓に入力し、キーワード検索しましょう。
たとえばGoogleの機能の一つ「Googleしごと検索」では、「アルバイト 求人」「〇〇市 アルバイト」「〇〇市 飲食店 求人」などの希望条件でキーワード検索すると、その条件に近い求人情報が検索結果の上部に表示されます。
特定の求人サイトや求人アプリ内で希望の仕事が見つからない場合には、検索サイトで横断的に探してみるのもよいでしょう。
紹介予定派遣
人材派遣会社から派遣される形で数ヶ月間「お試し」で仕事をした後、長期雇用・直接雇用に切り替える方法です。
近年、新しい雇用形態として注目されている仕組みです。紹介予定派遣の仕組みやメリットについては後述します。
知人からの紹介
知人から仕事を紹介してもらう方法です。知人の経営するお店で雇ってもらうケースや、知人が働く職場で一緒に働くケースなどが考えられます。
求人情報ではわからないリアルな声がわかる点が特徴です。ただし、知人に紹介してもらう分、紹介してもらった仕事を断りにくくなる懸念はあります。
フリーペーパー(求人誌)
地域のフリーペーパーや求人誌に載っている求人リストから探す方法です。求人誌を眺めてみるだけでも、自分の住んでいる地域でどのような求人が多いのか、時給相場はいくらかなど、求人の傾向を把握できます。
アルバイトやパートの初心者は、駅やコンビニに置いてあるフリーペーパーの求人誌をのぞいてみるのもよいでしょう。
店舗に直接問い合わせ
スーパーや飲食店などの店舗に直接問い合わせする方法です。「アルバイト・パート募集」などの貼り紙がしてあれば、その求人に応募してみましょう。
貼り紙がなくてもスタッフを募集しているケースもあります。「ここで働きたい」という具体的なお店がある方は、お店の人に直接訊ねてみるとよいでしょう。

自分に合ったアルバイト・パートを見つけやすい「紹介予定派遣」とは

「紹介予定派遣」は自分に合ったアルバイト・パートを見つけるのに適した仕組みです。ここでは紹介予定派遣の仕組みとメリットについて解説します。

紹介予定派遣の仕組み
紹介予定派遣とは、派遣(お試し)期間として数週間から数ヶ月働いた後、希望に応じてより長期間の直接雇用に移行できる仕組みです。
紹介予定派遣では、人材紹介会社が求人者と求職者をマッチングします。マッチング後の派遣期間は最長6ヶ月です。派遣期間の終了後は、双方の合意のもと、より長期間の直接雇用へと移行します。
ただし、派遣期間の終了後に必ずしも直接雇用が成立するわけではありません。就業先の経営状況の変化等により、直接雇用に至らないケースもあります。
派遣期間中は人材派遣会社から就業先に派遣される形で仕事をしますが、派遣期間の終了後、就業先との直接雇用契約へと切り替えられる点が大きな特徴です。
※参照:厚生労働省「紹介予定派遣とは
紹介予定派遣のメリット
紹介予定派遣のメリットは、実際に働いてから自分に合っているかどうかを判断できる点です。
「お試し期間」があることで、求人者と求職者の間のミスマッチを防ぎやすく、職場の雰囲気やルールを事前に知れるのは安心材料になります。アルバイトやパートの初心者でも失敗が少なく、自分に合った職場を見つけやすいでしょう。
また派遣期間中に給料が支払われる点も、うれしいポイントです。現在の職場からの転職を考えている方は、給料をもらいながら無理なく転職活動を進められます。

自分に合った仕事を探すなら「キャリステ」へ

「キャリステ」は、それぞれの人に合った形態のお仕事を紹介するサービスです。前述の紹介予定派遣も含め、さまざまな形態のお仕事を取り扱っています。

たとえばお試し期間として最長6ヶ月間働いてみた後で、1〜2ヶ月間働いてみた後で、継続するかどうかを選べる案件も取り扱っています。またお試し期間に働いた分も、給料として定期的に受け取れます。

お仕事の形態によっては、面接対策などの各種サポートもご案内可能です。キャリステ」なら、あなたにぴったりのお仕事が見つかるはずです。
まずはどのようなお仕事があるかを見てみませんか。ぜひ以下のページよりご登録ください。

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