1.年末調整とは

1.年末調整とは

年末調整とは、源泉徴収された税額の年間の合計額と、年税額を一致させる精算の手続きです。キャリアリンクでは【web年末調整申告システム「年調ヘルパー」】を利用して申告していただきます。

2.年末調整の対象となる方

下記、(1)、(2)両方に該当する方

  • (1)本年12月(15日or末日払)に弊社からの給与振込がある。
  • (2)本年分の「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」を弊社へご提出済み。(=甲欄適用)。

<前職分源泉、控除証明書等の提出書類の受付>

11/22(水)迄にご就業開始の方に限らせていただきます。
※上記日程以降にご就業開始の場合は扶養控除申告書のみで年末調整計算をさせていただきます。

3.申告期間(締切)

WEB申告(年調ヘルパー)
2023年11月15日(水)
証明書等の原本(紙)のご提出期日
2023年10月中旬~2023年12月上旬
※XML形式の場合郵送提出不要。

※日付については個別にメールでご案内いたします。

4.ご準備いただくもの

申告書類は期限内に
「年調ヘルパー」から!

期日までに「年調ヘルパー」でご申告された控除書類のみが年末調整計算の対象となります。

  • ※「年調ヘルパー」から申告をせず、後から郵送のみでご提出された書類は対象外となります。
  • ※間に合わなかった証明書は、別途確定申告で控除を受けられるので、弊社へ郵送せずご自身で保管ください。

下記、(1)~(3)で該当するものをご準備ください。

名称 申告形式 原本
(1)前職分の源泉徴収票(令和5年分)
<対象外>
・退職所得の源泉徴収票
・「乙欄」に「*」印字源泉徴収票
・PDF形式
・撮影画像
提出不要
(2)各種保険料控除証明書
(国民年金・生保・地震火災保険等)
※国民健康保険
→証明書自体が発行されないため入力のみのご申告。
・XML形式 提出不要
・PDF形式
・撮影画像
要原本
提出
(3)住宅借入金等特別控除証明書
①年末残高等証明書
②住宅借入金等特別控除申告書 及び 住宅借入金等特別控除証明書
・PDF形式
・撮影画像
要原本
提出
要原本
提出

原本は破棄しないでください

※web申告を確認後、弊社宛返信用封筒にて要提出。

控除証明書のXML形式申告のお願い

XML形式なら…
・年調ヘルパーにアップロードするだけ!
・面倒な金額の計算や入力不要!
・原本(書面)の郵送提出不要!

国民年金
紙面の証明書を撮影した画像
国民健康保険
証明書は発行されないため、年末調整でのご提出は不要です。
生命保険
損害保険
各保険会社へお問合せください。

<各社XML形式(電子的交付)方法>

生保
日本生命 アフラック 第一生命 明治安田生命 メットライフ生命 かんぽ生命 ソニー生命 朝日生命 東京海上日動あんしん生命
共済
コープ共済 こくみん共済<全労済>
損保
三井住友海上 SBI損保 損保ジャパン

5.年調ヘルパーのログイン情報

ログイン画面(こちら
対象となる方へ個別にメールでご案内。
ログインID
スタッフコード
パスワード
対象となる方へ個別にメールでご案内。

6.注意事項(必ずお読みください)

本年分の扶養控除申告書
弊社へ提出済

甲欄(通常の所得税率)

弊社での年末調整の対象

弊社へ未提出

乙欄(高い所得税率)

弊社へ本年分の扶養控除申告書をご提出いただき、甲欄適用で給与計算をしている全ての方は、12月給与で弊社にて年末調整をさせていただくことが法律で義務付けられています。

IAキャラクター
「年末調整しない」と回答
12月
給与

乙欄(高い所得税率)

※扶養控除申告書未提出扱いで計算

2.年末調整の流れ

1.年末調整のご案内(10月下旬~随時)

STEP.01
「年調ヘルパー」ログインのご案内メール
宛先
対象となる方へ個別にメールでご案内。
送信元アドレス
k-service@careerlink.co.jp
件名
スタッフコード
内容
・ログイン画面URL
・ログインID、パスワード
・申告期日  等

※対象に該当するがメールが届かない場合はこちらへお問い合わせください。

2.年調ヘルパーで申告

STEP.02
ログイン

年調ヘルパーログイン画面

現在のパスワード

メールでご案内した初期パスワード

新しいパスワード

→4文字以上でアルファベットと数字混在のパスワードをご自身で設定して入力

パスワードを忘れた場合

ログインID

スタッフコード

携帯メールアドレス

ご登録メールアドレスを入力

PCメールアドレス

入力不要

STEP.03
「入力を始める前に」~「2社以上で勤務」
・甲欄の方

「開始」

・乙欄の方
この回答方法は
・年末調整をせず ・12月給与乙欄適用 となります。
12月
給与

乙欄(高い所得税率)

※扶養控除申告書未提出扱いで計算

「開始」

「はい」

「いいえ」

・翌年分(令和6年/2024年)の扶養控除申告書のご入力欄。

本人情報

配偶者情報

扶養親族情報

※恐れ入りますが、
翌年も「乙欄」をご希望される場合も内容のご確認・入力をお願いいたします。

□翌年は2社以上で勤務し、他社で年末調整をします

翌年も「乙欄」希望の場合

上記にチェックを入れる。

翌年も「甲欄」希望の場合

上記にチェックを入れない。

「提出」ボタンを押して完了。

STEP.04
「本人情報」
①「氏名」
②「住民票住所」
③「世帯主」
④「勤労学生」
⑤「障害者手帳」
⑥「給与収入の見積額(年間)」
⑦「給与以外(公的年金など)」

本人情報 氏名
※変更がある場合は修正入力して「次へ」

本人情報 住民票住所
変更がある場合は修正入力して「次へ」
※現住所と相違する場合等

本人情報 世帯主

あなたは勤労学生ですか?

あなたは障害を持っていますか?

あなたの給与収入の見積額

給与収入の見積額 = 下記①~④の合計
①前職分の源泉徴収票
支払金額
②当社からの給与明細(最新)
累計課税合計
③本年2月支給の退職金調整手当 (※条件を満たして支給のあった方のみ)対象者のみ)
④キャリアリンク11月、12月給与支払い見込み額 (【 所定日数/月 ×(所定時間数/日 × 時給)】)

あなたの公的年金

・年金収入がある場合

年金収入額と年齢を入力して計算実行

計算結果が反映される

STEP.05
「配偶者」

配偶者有・扶養していない ※いわゆる「扶養内」の方はこちら

配偶者はいますか?

配偶者は配偶者控除対象外ですか?

配偶者 障害者手帳

該当するものにチェック入

配偶者有・扶養している

配偶者を扶養している場合「いいえ」

配偶者は本年(1月から12月)中に収入はありますか?

配偶者は本年(1月から12月)中に給与収入はありますか?

給与収入の見積額 =
総支給額(社会保険料・厚生年金等含む)
※交通費は収入の対象外。

<参考>国税庁
No.1190 配偶者の所得がいくらまでなら配偶者控除が受けられるか

・年金とパート収入が両方ある場合は?

年金とパート収入が両方ある場合は、それぞれの収入に対して所得控除を行ってから合計します。

・「はい」のとき

配偶者の本年(1月から12月)中に受ける予定の給与以外の収入と経費の見積額(年間)を入力してください

・いいえ→配偶者の住所を入力してください

・はい→配偶者について変更があった内容を入力してください

該当するものにチェック入

配偶者無

STEP.06
「扶養親族」

STEP.07
「保険料控除」

生命保険・地震保険

XMLファイルで提出

ファイルを年調ヘルパーへアップロードのみ

XMLファイルをアップロードして完了

紙の証明書でご提出

01.証明書の内容を手入力
02.証明書を撮影して年調ヘルパーへアップロード。
03.後ほどお送りする返信用封筒で原本を弊社へ郵送。

社会保険

国民年金
控除証明書か領収書
国民年金基金
控除証明書か領収書
国民健康保険
不要

紙の証明書でご提出

01.証明書の内容を手入力
02.証明書を撮影して年調ヘルパーへアップロード。
03.後ほどお送りする返信用封筒で原本を弊社へ郵送。

中小企業基盤整備機構と共済契約

あなたは企業型確定拠出年金に加入していますか?(「小規模企業共済等掛金払込証明書」をお持ちの方)

あなたは個人型確定拠出年金に加入していますか?

あなたは心身障害者扶養共済制度に関する契約を結んでいますか?

STEP.08
「住宅ローン」

該当する方(2年目以降の住宅ローン控除を受ける方)は入力

まだ提出は完了していません。

STEP.09
前職分源泉徴収票

入力が完了したら「保存」→「戻る」ボタン

STEP.10
「提出」

3.原本提出

弊社より

・原本控除証明書添付書類台紙 ・返信用封筒
をご自宅へ郵送

・原本控除証明書添付書類台紙へ原本を貼り付けて、
・返信用封筒
に入れてポストへ投函

名称 申告形式 原本
(1)前職分の源泉徴収票(令和5年分)
<対象外>
・退職所得の源泉徴収票
・「乙欄」に「*」印字源泉徴収票
・PDF形式
・撮影画像
提出不要
(2)各種保険料控除証明書
(国民年金・生保・地震火災保険等)
※国民健康保険
→証明書自体が発行されないため入力のみのご申告。
・XML形式 提出不要
・PDF形式
・撮影画像
要原本
提出
(3)住宅借入金等特別控除証明書
①年末残高等証明書
②住宅借入金等特別控除申告書 及び 住宅借入金等特別控除証明書
・PDF形式
・撮影画像
要原本
提出
要原本
提出

原本は破棄しないでください

※web申告を確認後、弊社宛返信用封筒にて要提出。

4.給与明細(還付・追徴)

給与計算期間 還付・追徴
1日~月末 12月15日払
16日~15日(15日締)
21日~20日(20日締)
12月末日払
<給与明細の確認方法>

<年末調整済のとき>

マイナス金額
還付
(プラス支給)
金額
追徴
(マイナス支給)

<年末調整の対象外(未済)のとき>

金額記載なし

5.令和5年分 源泉徴収票発行

・源泉徴収票は、
マイページへPDFファイルをアップロードします。

※アップロード後にご登録のメールアドレスへお知らせいたします。
※社印なしですが確定申告等に公的書類としてご提出可能です。
12月給与
WEB給与明細
マイページへアップロード
12月給与
紙の給与明細
12月度給与明細へ
源泉徴収票を同封

書面で必要な場合は下記の方法にてご対応ください。

・ご自宅のプリンタから印刷
・コンビニでのネットプリント印刷

・書面郵送をご希望の方
(速達対応はしておりません。最大で7営業日ほどご到着までお時間をいただく場合がございます。

6.源泉徴収票の確認方法

※年末調整対象外の方は、①と④のみ印刷されています。

①支払金額
1年間(2023年1月1日~12日31日)の給与合計金額 です。実際の差引支給額ではなく、基本給や諸手当などの(非課税交通費を除く)合計額で社会保険料や源泉所得税などが引かれる前の年間収入金額です。他社分の源泉徴収票をご提出いただいた方は、その分も含まれています。
②給与所得控除後の金額
年間の所得税の課税対象となる金額です。①の支払金額より、給与所得控除後の金額を算出する表に基づき算出されています。①の支払金額が651,000円未満の場合0円となり、④の源泉徴収税額も0円となります。表は、国税庁のホームページに掲載されています。
③所得控除の額の合計額
年間の所得税額を計算する上で、「給与所得控除後の金額」から控除する合計金額です。各種控除の合計なので、支払金額を上回ることもあります。点線で囲っている部分(個々の状況…扶養家族の数や年齢、この1年に支払った保険料等)から計算されます。
④源泉徴収税額
「給与所得控除後の金額」から、③「所得控除の額の合計額」を引いた額に税率を掛けて計算された年税(最終的に2023年に支払った所得税)です。税率表は国税庁のホームページに掲載されています。年間で支払った税額であり、年末調整で還付される金額ではありませんのでご注意下さい。
⑤(摘要)
前職分の源泉徴収票の状況、年末調整をされていない方につきましては「年調未済」などが印刷されます。